2021.07.07
HorseBook掲載のセレクトセール上場馬③
セレクトセール
7月12日・13日に、苫小牧・ノーザンホースパークにて、日本最大級の競走馬セリ「セレクトセール」が開催されます。HorseBookに掲載されているセレクトセール上場馬をご紹介します。
93. ティズトレメンダスの2020(父ハーツクライ)
父ハーツクライは先日種牡馬を引退した説明不要のスターホース。現役時代は日本ダービー2着などクラシックの中心として活躍し、古馬としてもジャパンカップ2着・有馬記念制覇、海外ではドバイSCを勝ち、「キングジョージ」ではハリケーンラン・エレクトロキューショニストとの死闘を繰り広げました。
種牡馬としては有馬記念を圧勝した女傑リスグラシュー、ジャパンカップを勝ったスワーヴリチャード・シュヴァルグラン、ワールドサラブレッドランキング1位でおなじみジャスタウェイなどを輩出しています。
母ティズトレメンダスはアメリカ生まれの競走馬。キャリア3戦目となる京都のダート1400m戦で勝ち上がり、年明けのはこべら賞で2勝目をマーク。続いて出走した、デビュー戦以来となる芝のフィリーズレビューでは11番人気ながら、のちに牝馬二冠を達成するメイショウマンボの3着に好走。桜花賞にも駒を進めました。その後も6歳シーズンまで息の長い活躍を続け、キャリアは29戦を数えます。
半姉であるティズグロリアスは昨年のセレクトセール1歳セクションで7040万円で取引され、すでにゲート試験に合格。デビューに向けて期待が高まるところです。