モハメド殿下のゴドルフィン生産所有馬として米国でデビュー。3歳時の重要なG1戦ウッドメモリアルで優勝し、この世代の有力馬であることを証明してみせた。この年はアメリカンファラオが37年振りの三冠馬として君臨した年でもある。4歳になってからは古馬の重要なG1戦であるホイットニーハンデとメトロポリタンハンデの2つのG1競走を制覇してタピットの後継種牡馬候補の1頭として種牡馬入りした。初産駒は現在3歳で産駒のトラベルコラムがG1フェアグラウンドオークスで優勝。豪州ではクラウディがG1ブリーダーズステークスを制している。父馬よりも重厚な馬体を持ち、産駒もしっかりしたフレームを持つものが多い。(文:ウィンチェスターファーム・吉田直哉氏)
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