その好馬体から1歳セリに上場された時に話題になったのだが、喉頭検査の結果について購買者から評価を得られずに共同生産者のフォックスヒルファームの名義で、西海岸の伯楽マンデラ調教師へ送られた。G1アーカンソーダービーでの完勝が評価されケンタッキーダービーでは1番人気が予想されたが直前に発咳が続き無念の出走取消。復帰後は短距離での才能を見せ始めて、このカテゴリーのG1戦を2勝して、ダンジグ系の父ウォーフロント同様のスピードを持ち味とする種牡馬としてスベンドスリフトファームで供用。初産駒は現在当歳。2代母テイクチャージレディから始まる近親馬の活躍もあり同馬への期待は高まる。(文:ウィンチェスターファーム・吉田直哉氏)
Copyright 2023 © HorseBook All Rights Reserved.